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蕪栗グリーンファーム

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代表者名:齋藤 肇(さいとう はじめ)

屋号:蕪栗グリーンファーム

平成13年(2001年)設立

所在地:
〒989-4301
宮城県大崎市田尻蕪栗字伸萠西19

電話番号:0229-87-4462

FAX :0229-39-2706

 

​圃場:

蕪栗沼周辺 7ha
(うち、無施肥ササニシキ 3ha)

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​― 蕪栗グリーンファームという営みの背景 ―
 
この文章は、私・齋藤肇が営む蕪栗グリーンファームの農業が、どのような人生と土地の歴史の上に成り立っているのかを記したものです。
無施肥ササニシキという農業の「結果」に至るまでの、私自身の時間の積み重ねを辿ります。

 

この土地に刻まれた、はるかな時間

私は、宮城県大崎市田尻・蕪栗沼周辺で生まれ育ちました。

この場所は、近代農業以前から人の営みが続いてきた土地です。


昭和18年、恵比須田遺跡において遮光器土偶が発見されました。

現在は国立博物館に展示され、日本最大級の遮光器土偶として教科書にも掲載されています。

その出土地は、私の自宅や田んぼからほど近い場所でした。


この地には、稲作が始まるはるか以前から、

人が暮らし、祈り、自然と向き合ってきた歴史があります。


土を掘れば、過去の時間が顔を出す。


そんな土地で、私は農業を営んでいます。

干拓と近代農業のはじまり

蕪栗沼周辺では、昭和14年から干拓による農地開発が進められました。


排水路が整備され、水田としての基盤が形づくられていきます。

それは、食糧増産を国是とした時代の要請でもありました。


戦後は機械化が進み、

農薬や化学肥料を用いた高収益・高効率の農業が、

「正しい農業」として受け入れられていきます。

私の幼少期、この農業は当たり前の風景でした。


農薬を使い、機械で耕し、収量を上げる。


誰も疑問を持たず、疑う理由もなかった時代です。

蕪栗沼で育つということ

全国的に知られる以前の蕪栗沼は、私たち地域の子どもにとって、冒険の場所でした。


白鳥の羽を拾い集め、どの羽が一番立派かを競い合う。


そんな日常の中で育ちました。


自然は「守る対象」ではなく、すぐそばにある存在でした。


農業と自然の境界は、今ほど明確ではありませんでした。

外の世界を見る

高校時代、私は自転車で北海道を一周しました。


釧路湿原を見下ろしたとき、

その景色は幼い頃に見ていた蕪栗沼と重なりました。


地元では「ただの湿地」だった場所が、


外に出ることで、

かけがえのない風景であることに気づきました。


外の世界を知ることで、

初めて自分の立っている場所が見えてきたのです。

農業と再び向き合う

進学、仕事を経て、私は再び地元に戻り、稲作と向き合うようになります。


農業は家業としてそこにありましたが、


「自分の仕事」として選び取るものになりました。


この頃は、まだ効率と収量が基準の農業でした。

価値観が揺らいだ瞬間

平成17年、蕪栗沼周辺はラムサール条約登録湿地となりました。


それまでの農業の延長線上では、立ち行かない時代が訪れます。


自然との調和が、農業にも求められるようになりました。


「これまで正しいと思ってきた農業は、このままでいいのだろうか」


私の中に、そんな疑問が芽生え始めました。

震災という現実

平成23年、東日本大震災。


棚田は崩れ、水路は破損し、

長年積み重ねてきた田んぼは一度壊れました。


自然に抗ってきた部分が、一気に露わになった出来事でした。


それでも私は、人の手を借りながら、


再び田んぼに向き合う道を選びました。

基盤整備と違和感

震災後、蕪栗沼周辺では農地の大規模化事業が進められました。


一町田(1ha)単位での整備は、効率化を目的としたものです。


しかし私は、そこに違和感を覚えました。


水管理が難しくなり、地形の個性が失われていく。


規模の拡大よりも、


水を読み、土を知り、自然に沿った田んぼを守りたい。


そう考えるようになりました。

フライングギースと転換点

震災後、私は、渡り鳥と農業の共生を考える

フライングギースの活動に深く関わるようになります。


鳥を守る側と、農業を営む側。


その両方を知ることで、対立ではなく共存の道を探るようになりました。


この経験が、自然と対話する農業への確信につながります。


水と土に沿う農業へ

私は、

大規模化や効率化そのものを否定しているわけではありません。


ただ、私が向き合いたい農業の形が、そこにはなかったのです。


水管理がしやすく、土地の呼吸を感じ取れる田んぼ。


自然に沿った営農。


それが、『無施肥ササニシキ』という


農業の「結果」につながっています。


この営みは、今も完成していません。


蕪栗グリーンファームは、これからも試行錯誤を続けていきます。

チーム

メンバーの氏名

チームメンバーを紹介しましょう。役割と責任、または経歴を簡潔に記してください。

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宮城県農業指導士

NPOたんぼ 会員

タンボロジー 主宰

田守村(たっしゅむら) 主宰

所属団体等

令和3年度野生生物保護功労者表彰 環境大臣賞(​フライングギース・プロジェクト)

第13回環境保全型農業推進コンクール優秀賞(伸萠ふゆみずたんぼ生産組合)

​受賞歴

お取引先

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